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このタイプは、意外に多いのですが、なかなか強迫性障害にたどり着けません。

もしかすると、専門家の中には純粋強迫観念を強迫性障害と認めない方もいるかもしれません。

ただ、こういう状態像を呈する方は、確かに一定数います。

純粋強迫観念タイプは、頭のなかにイメージが浮かび、そのイメージを消すために打ち消しと呼ばれる強迫行為を行います。例えば、「不幸」というイメージが浮かび、それを消すために「私は、幸せになる」と心のなかで唱えるというものもあります。心のなかで祈るというものもあります。

更に、強迫行為が明確でないタイプもあります。この種のタイプは、「私は、本当に◯◯をしたのだろうか?」という考えがずっと続いたり、友人を見た時に、性的なイメージが思い浮かんでしまうなどの場合があります。

このタイプは、打ち消すことはしませんが、注意をそらそうとしたり、何らかの抵抗を試みていることが多いですが、特定の行為ではない場合があります。

基本的にエクスポージャーの対象は、これらのイメージに繰り返し暴露することになります。このタイプは、本当に繰り返す必要があります。

ただ、この純粋強迫観念タイプは、強迫行為が明確ではないため、儀式妨害が非常に難しいです。

岡嶋美代先生は、マインドフルネスを併用することで儀式妨害を行うという方法を最近言っておられます。

また、ACTも有効になるかもしれませんね。私自信は、ACTの考え方はクリアでわかりやすいのですが、実際の面接のやり方が、少し疑問があるので実臨床では使いません。

 

 

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カテゴリー: 強迫症(強迫性障害)